駿河 朝日山城


お城のデータ
所在地 静岡県藤枝市仮宿字城山
遺 構 曲輪、櫓台、土塁、空堀
形 式 山城 築城者: 岡部氏 築城年代: 室町時代


見 ど こ ろ
 山頂の朝日山城一の曲輪は、船形状曲輪となっていて周囲を低い土塁が巡らされている。この主郭を要として東側に階段状の曲輪が連なり、稲荷神社の社殿が建つ二の曲輪、城の案内板と休憩所があるところが三の曲輪だ。 

 遊歩道を降りると、幅20メートル、深さ5メートルはあろうか、まるで谷のような竪堀が圧巻だ。


歴     史
 朝日山城、室町時代に岡部氏によって築かれた。南北朝以後、岡部氏は歴代の所領岡部郷を見下ろすこの地に城を築き、麓に居館(岡部氏館)を設けていた。

 岡部氏は、早い時期から今川氏に属し、歴代今川氏の重臣であった。尚、岡部氏の系譜は複雑で、事績は明かではない。


お城へのアクセス
鉄 道: JR東海道本線藤枝駅〜タクシー
 車 : 東名高速焼津IC〜県道81号線〜市道
駐車場: 朝日山稲荷神社(朝日山城)の無料駐車場(約10台)を利用。


ひとくち MEMO
まるで谷のような竪堀があるお城。
  • 朝日山城の登城口
    朝日山城は、静岡大学農場の西側にある潮山の支峯の朝日山頂にある。 現在、朝日山稲荷神社が山頂にあり、登城道は、神社の参道となっているため比較的登 りやすい。

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